ふとしたことがきっかけで東海道を歩くことになった。その時の様子を振り返ってみたいと思う。行程は、以下の通りである。いずれやろうとしている人は参考にしてください。といってもこのブログは自分だけしか見ていないので記録として残すことを目的としている書こうと思う。
- 東海道
- 第1区:日本橋から保土ヶ谷宿へ (2016年12月24日 距離:35km)
- 第2区:保土ヶ谷宿から小田原宿へ(2016年12月25日 距離:50km)
- 第3区:小田原宿から三島宿へ (2016年11月3日 距離:31km)
- 第4区:三島から由比宿へ(2016年11月12日 距離:40km)
- 第5区:由比宿から府中宿へ(2016年11月26日 距離:26km)
- 第6区:府中宿から金谷宿へ(2016年12月3日 距離:35km)
- 第7区:金谷宿から浜松宿へ(2016年11月6日 距離:48km)
- 第8区:浜松宿から吉田宿へ(2016年11月5日 距離:38km)
- 第9区:吉田宿から岡崎宿へ(2016年11月13日 距離:32km)
- 第10区:岡崎宿から宮宿へ(2016年11月23日 距離:34km)
- 第11区:桑名宿から四日市宿へ(2016年12月11日 距離:15km)
- 第12区:四日市宿から亀山宿へ(2016年12月18日 距離:24km)
- 第13区:亀山宿から水口宿へ(2016年11月20日 距離:34km)
- 第14区:水口宿から草津宿へ(2017年1月2日 距離:24km)
- 第15区:草津宿から三条大橋へ(2017年1月3日 距離:26km)
東海道
第1区:日本橋から保土ヶ谷宿へ (2016年12月24日 距離:35km)
残りの行程もわずかになってきた年末についにスタート地の日本橋を訪れました。この時は、田舎者丸出しで東京観光しながら歩いていたので目的地についたのはだいぶ遅くなってしまいました。まさか、翌年にこの光景を嫌になるほど見るはめになるとは思いませんでしたが。。。
第2区:保土ヶ谷宿から小田原宿へ(2016年12月25日 距離:50km)
この日は、保土ヶ谷から小田原まで歩きました。この区間のイメージとしては、箱根駅伝ですね。町並みは、戦争によって消失しているところが多いためあまり遺構を感じることはできませんでした。あと、無駄に宿場間が長いのがこの区間の特徴です。最後は忍耐力との勝負となりました。
第3区:小田原宿から三島宿へ (2016年11月3日 距離:31km)
小田原宿-箱根宿-三島宿
旅の始まりは小田原宿であった。なぜ起点の日本橋ではなく小田原宿と不思議に思うかもしれないがもともとは東海道五十三次を歩こうという気持ちはまったくなかったからである。単純に徒歩で箱根を越えてみたいと思ったからである。このときは、五街道を制覇するなどということは夢にも思っていませんでした。
第4区:三島から由比宿へ(2016年11月12日 距離:40km)
三島宿-沼津宿-原宿-吉原宿-蒲原宿-由比宿
この日は、三島宿から由比宿まで歩いた。この行程のメインは、やはり左富士を代表するように常に横に存在する富士山であろう。しかしこの日はあいにくの曇り空で富士山を拝むことができなかった。また、田子の浦近辺で道を誤り国道1号線を歩いてしまうといった失態を犯してしまい吉原宿には向かうことができなかった。吉原宿はまたの機会に歩くこととした。
第5区:由比宿から府中宿へ(2016年11月26日 距離:26km)
由比宿-興津宿-江尻宿-府中宿
この日は、由比宿からさった峠を越えて現在の静岡市の府中宿まで歩きました。天気もよく富士山がよく見えました。さった峠では、東海道を完歩する集団とすれ違いましたがよくやるなあといった感想です。自分も人のことは言えませんが。。。
第6区:府中宿から金谷宿へ(2016年12月3日 距離:35km)
府中宿-鞠子宿-岡部宿-藤枝宿-島田宿-金谷宿
この区間を完歩したことで静岡県内の東海道は制覇したことになった。しかし今、振り返ると藤枝宿から金谷宿まで写真がまともに残ってないな。半年後にここが通勤路になるとはこの時は夢にも思わなかったが。。。
第7区:金谷宿から浜松宿へ(2016年11月6日 距離:48km)
金谷宿-日坂宿-掛川宿-袋井宿-見附宿-浜松宿
この日は、金谷宿から浜松宿まで歩いた。やはりメインは、東海道の難所と言われている日坂峠であろう。過去に自転車で越えたことはあるが久しぶりに越えると坂道の傾斜に驚かされた。この日は少し地元ということで欲張りすぎて目的地につくのが遅くなってしまった。今後の反省材料であろう。
第8区:浜松宿から吉田宿へ(2016年11月5日 距離:38km)
浜松宿-舞阪宿-新居宿-二川宿-吉田宿
浜松は、自身の地元でもあるため普段から見慣れた景色であるため新鮮さはなかったが改めて歩いてみると普段気づかないものも多く見えてきた。ある意味、これが街道歩きの醍醐味と言っても良いと思います。この日は、浜松から愛知県の豊橋まで歩きました。。
第9区:吉田宿から岡崎宿へ(2016年11月13日 距離:32km)
吉田宿-御油宿-赤坂宿-藤川宿-岡崎宿
この日は、吉田宿から岡崎宿へ歩いた。ここのハイライトは、御油から赤坂にかけての松並木であろう。平成も終わろうとしている今の時代までこれだけの松並木が残っていることに感動すら起こります。ここの普段、国1で車でよく通る区間ではあるが一歩中に入ったところに東海道の遺構が残っていることに驚きを感じた。
第10区:岡崎宿から宮宿へ(2016年11月23日 距離:34km)
岡崎宿-池鯉鮒宿-鳴海宿-宮宿
この日は、岡崎宿から現在の名古屋市の宮宿への歩きであった。宮宿は、熱田神宮の場所に当たります。ここから船で移動で桑名まで七里の移動となりますが今回は、パスさせていただきます。年に数回イベントで船で渡してもらえるそうですが機会がありましたら参加したいです。
第11区:桑名宿から四日市宿へ(2016年12月11日 距離:15km)
桑名宿-四日市宿
この日は、桑名宿から亀山宿まで歩こうと考えていたがどうもスタートから調子がでないため1区間だけで四日市宿でリタイアしました。体調が回復するまで市内の床屋で散髪したんだが店員に「どこで散髪しました。ひどいねえ」と言われたんだが気が弱い私は、「おたくの系列ですとは返せませんでした。」
あと、ここ四日市宿では、東海道が商店街を突き抜けていて何か異様な感じがしました。
第12区:四日市宿から亀山宿へ(2016年12月18日 距離:24km)
四日市宿-石薬師宿-庄野宿-亀山宿
四日市宿から亀山宿へ歩きました。この区間の思い出は、名勝杖衝坂で自身の東海道歩きのバイブルというべきガイドブックを側溝に落として水没させたことでしょう。全体として終始のどかな歩きとなりました。
第13区:亀山宿から水口宿へ(2016年11月20日 距離:34km)
亀山宿-関宿-坂下宿-土山宿-水口宿
この日は、亀山宿から水口宿を歩いた。この日のハイライトは、東の箱根越えに対する西の鈴鹿越えである。かっては、難所と知られた場所である。また、鈴鹿峠を前にしてかつて賑わった宿場である関宿と土山宿の町並みは見事である。
第14区:水口宿から草津宿へ(2017年1月2日 距離:24km)
水口宿-石部宿-草津宿
年も明けて新年は、水口から中山道との追分がある草津へ。この区間の特徴としては、天井川がある。橋の上に川が流れているなんとも不思議な光景である。東海道歩きも残りわずかとなりました。
第15区:草津宿から三条大橋へ(2017年1月3日 距離:26km)
東海道歩きも最終日は、草津から終点の三条大橋へ。ハイライトは、山科から南禅寺裏に出てくるところでしょう。閑散としたところから急に華やかな街にでてきて感動を覚えました。また機会があれば東海道を京から江戸に歩いてみたいです。