五街道徒歩の旅の第4段は、日光街道とした。日光街道は、日本橋から宇都宮宿を経由して日光東照宮を結ぶ街道である。ここでは、日光街道の旅を記録として残す。
- 第1区:日本橋から粕壁宿へ(2018年3月24日 距離:37km)
- 第2区:粕壁宿から古河宿へ(2018年3月25日 距離:28km)
- 第3区:古河宿から宇都宮宿へ(2018年4月29日 距離:46km)
- 最終区:宇都宮宿から東照宮へ(2018年4月30日 距離:35km)
第1区:日本橋から粕壁宿へ(2018年3月24日 距離:37km)
例年より桜の開花が早く東京近辺は、満開を迎えた日に東京の日本橋から日光東照宮に向けての旅を始めた。街道歩きの旅を初めてここ日本橋を訪れるのは4度目となった。
この日は、浅草を経由して埼玉県の春日部市を目指した。途中の草加松原は、なかなかの風景で印象に残った。
第2区:粕壁宿から古河宿へ(2018年3月25日 距離:28km)
宿場:粕壁宿、杉戸宿、幸手宿、栗橋宿、中田宿、古河宿
二日目のこの日は、春日部市から茨城県の古河市を目指して歩みを進めた。今回のメインは、幸手宿の権現堤の桜と目論んでいたがまだまだ早かったに様で満開には程遠い状態であったが人が桜まつりのため賑わいを見せていた。菜の花が咲き誇っている利根川を越えると3県目の茨城県に突入した。古河市では、花桃祭りが行われていたためコースは外れるが見学することとした。日光街道の旅も仕事の関係上、この日で一時中断し、家路についた。
第3区:古河宿から宇都宮宿へ(2018年4月29日 距離:46km)
宿場:古河宿、野木宿、間々田宿、小山宿、新田宿、小金井宿、石橋宿、雀宮宿、宇都宮宿
日光街道の旅もGWを迎えたため再開することとした。この日は、日光街道と奥州街道の追分の地となる宇都宮市を目指した。この区間は、国道歩きがメインとなるため精神的には少しきついものとなった。途中の麦畑が癒やしとなった。宇都宮に突入したので餃子を食した。ライバルの浜松出身者としては敵に塩を贈る状態ではあるが店で食べる分には影響がないので良しとしよう。
最終区:宇都宮宿から東照宮へ(2018年4月30日 距離:35km)
宿場:宇都宮宿、徳次郎宿、大沢宿、今市宿、鉢石宿、東照宮
最終日のこの日は、日光東照宮へ向かった。ここの区間は緩やかな上り坂が続くため想像よりは疲れがきた。それでも杉並木の保存状態も良いためモチベーションを維持することができた。花粉症の人には、地獄のようなコースであろう。そうこうしているうちに目的地の日光東照宮に到着した。三度目の訪問であるが初めて陽明門を拝むことができた。日光街道の旅は、ここで終わりである。いよいよ次は、最後の奥州街道となる。