五街道制覇の第三段として甲州街道の徒歩の旅を行った。甲州街道は、日本橋から下諏訪宿を結ぶ街道である。ここでは、甲州街道の旅を記録として残す。
- 第1区:日本橋から八王子宿へ(2017年8月9日 距離:45km)
- 第2区:八王子宿から猿橋宿へ(2017年8月10日 距離:46km)
- 第3区:猿橋宿から下初狩宿へ(2017年8月11日 距離:10km)
- 第4区: 下初狩宿から甲府宿へ(2018年1月2日 距離:35km)
- 第5区:甲府宿から蔦木宿へ(2018年1月19日 距離:48km)
- 最終区:蔦木宿 から下諏訪宿へ(2018年1月20日 距離:25km)
第1区:日本橋から八王子宿へ(2017年8月9日 距離:45km)
宿場:日本橋、内藤新宿、高井戸宿、布田五宿、府中宿、日野宿、八王子宿
会社の夏休みになったこともあり甲州街道の旅を開始した。例のごとく日本橋からのスタートである。いきなり東京駅を突き抜けるコースをとりいかにも都会だと感じた。
甲州街道は、幕府の非常時の街道という軍事的な意味合いが強く実際は、あまり使っている藩も少なかったようである。あと宿場の規模も小さいものが多いの特徴でもある。
この日は、8月だけあって猛暑となった。休み休み歩いてなんとか八王子宿までたどり着くことができた。
第2区:八王子宿から猿橋宿へ(2017年8月10日 距離:46km)
宿場:八王子宿、駒木野宿、小仏宿、小原宿、与瀬宿、吉野宿、関野宿、上野原宿、鶴川宿、野田尻宿、犬目宿、鳥沢宿、猿橋宿
この日は、大月市の猿橋宿を目的に旅をスタートさせた。 高尾山周辺で小仏峠を目指したが誤って国道に向かってしまい大幅にコースを外れてしまう失態を犯してしまった。戻るにも数時間のロスとなってしまうため今回は、小仏峠を諦めることにした。このコースはアップダウンが多く今までの街道歩きで一番きついと感じた。
第3区:猿橋宿から下初狩宿へ(2017年8月11日 距離:10km)
この日は、甲府まで歩こうとしたがどうも足取りが重い。夏風邪と思われる症状が出たので100kmポスト近辺そうそうリタイア。
再開が年明けになるとはこのときは知るよしもなし。
第4区: 下初狩宿から甲府宿へ(2018年1月2日 距離:35km)
宿場:下初狩宿、中初狩宿、白野宿、阿弥陀海道宿、黒野田宿、駒飼宿、鶴瀬宿、勝沼宿、栗原宿、石和宿、甲府宿
2018年の新年を迎え、甲州街道の旅を再開した。この日は、甲州街道で一番の難所と言われている笹子峠を迎える。このコースは、笹子峠を越えるとひたすら甲府盆地を下るルートである。思ったよりも簡単に越えることができたが街道歩きのブランクがきつく後半はバテてしまった。
第5区:甲府宿から蔦木宿へ(2018年1月19日 距離:48km)
宿場:甲府宿、韮崎宿、台ケ原宿、教来石宿、蔦木宿
この日は、長野県の県境を目指してあるいた。見どことは、やはり街道沿いから見える。七里岩と南アルプスや八ヶ岳の景色であろう。ここを歩いていると登山したいと思わずにはいられなかった。この後、多くの山を登ることになる。
ただ残念なことは、この区間はあまり街道の名残を感じることができなかった点である。
最終区:蔦木宿 から下諏訪宿へ(2018年1月20日 距離:25km)
いよいよ甲州街道も最終日。この日は残り20km程度と余裕のある歩きとなった。ゴールの諏訪は中山道でも訪れているため新鮮さはないがとにかく歩くことにした。一月とはいえこの日はかなり暖かかった。昼頃に無事ゴールすることができた。